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愛犬のうんこ、マジで見た方がいい理由

愛犬の健康知識

汚い話しと思われるかもしれないが、用を足していて、
“うんこが引っかかるほど硬い” “いつもと違う色してる”

そんな時、何を思う?
「やばい、食べ過ぎた!」「飲みすぎた!」って原因を考えるよね?
その理由は自分の身体にとってうんこは、健康状態を表すものという認識があるからだと思う。

一方で、愛犬のうんこに変化が起こった時、自分の時と同じように異常を感じ取れるだろうか?
けっこうムズイよね。

でも、これを見逃すのはめっちゃもったいない!
実はこの“うんこ”こそが、物言えない愛犬さんの身体から届いた「健康レポート」なのに。

ということで、今回は愛犬さんのうんこをチェックすることで健康状態を見極め、より快適な生活を送るためのポイントを解説していこうと思う。

そう、今回のテーマはズバリ「うんこ」
ちょっとボリュームが多そうだから、気合入れて数日かけて書くよ!笑

1. うんこは身体からのサイン

お散歩中に愛犬さんが腰を丸めてふんばりポーズ
「キタ!うんPね!」と構える飼い主。
“ブリッ!”
『ふぅ!スッキリだぜぇ!』と地面をホリホリする犬さん。
「今日もモリモリね!」とうんPをサッと拾ってお散歩再開

犬飼っている人が全員体験するやつ。
でも、本当はサッと拾って終わらせちゃいけない!
なぜなら、うんこは「健康レポート」だから。

確かに、散歩中に回収する行為は秒で終わらせたい。
袋越しとはいえ、触りたくない。排泄物だもん。
超分かる!笑

けど、その影響でじっくり観察する機会が少ないのも事実でしょ?
(まぁ、道端でうんこ観察してたら完全にヤバイ奴だから、周りの目は気にする必要はある。笑)

でも、「色・硬さ・匂い」くらいなら簡単にチェックできる!
毎日のうんこチェックが病気の早期発見につながることもあるから、愛犬さんからのサインをしっかりキャッチしたいよね。

2. 自分のうんこと愛犬のうんこは同じ!?

そもそも“うんこ”って何だと思う?
(正確に説明できる人って日本にどれくらいいるんだ?笑)

うんこの原材料は「水分・食べかす・腸内細菌・古い腸壁細胞」とされている。
水分が80%、[食べかす・腸内細菌・ 古い腸壁細胞]がそれぞれ3分の1ずつで残り20%を占める形だ。

ほぼ水分ってのは納得だけど、食べかすの量は意外と少ないんだよね。
一方であなたの腸内細菌と腸壁細胞はこの記事を読んでいる今その瞬間、ものすごい勢いで生まれ変わっていると言える。
腸内環境の代謝、半端ない!!
神秘的とすら思う。
そう、腸内では新しい細胞が生まれる一方、細胞と細菌がどんどん死んでいくのだ。
つまり「死骸」だ!
出さなきゃマズイ!

うんこが臭いのはそういう理由。
そんなうんこだけど、成分は人も犬もほぼ同じであることは言うまでもないだろう。
排便で悩む人は多いけど、うんこが出る仕組みが同じなら、犬さんも人と同じように排便で悩んでいるかもしれない。

3. ブリストルスケールでうんこの健康度をチェックすべし

ありがたいことに、「うんこの状態を数値で判断する」という画期的な方法を、世界の誰かが開発してくれている。
これを「ブリストルスケール」と呼び、うんこの形状をもとに腸の状態を判定することが可能だ。
(うんこだけに“ブリ”ストルなのか?って絶対いじられたと思う。笑)

この画像はお尻の強い味方、ボラギノール先生のホームページからお借りしています。
「ブリストルスケール」で便の状態をチェック!“ちょうどよい便”って?

このスケールは7段階に分かれていて、理想のうんこは タイプ4(バナナ状)
犬の場合も、これを参考にしながら「健康なうんこ」を見極めてOKだ!
図だけだと分かりづらいので、簡単に解説。

• タイプ1-2(コロコロ・硬い) → 便秘気味、水分不足の可能性
• タイプ3-4(スルッと出る形状) → 理想的な健康うんこ!
• タイプ5-7(やわらかい・水っぽい) → 消化不良や腸のトラブルの可能性
補足:黒褐色のうんこは、腸内での滞在時間が長くなりすぎた結果、胆汁が多く再吸収されたことが原因のひとつとされる。腸の動きが鈍っているサインかもしれない。

4. こんなうんこは要注意!

“微妙に色や柔らかさや臭いが変わったり、食べ物がそのまま出てきてしまう程度なら、さほど問題はない”というのが僕の持論。
だって、少なからず日々変化は起こるものだからね。
でも、次のようなうんこが出たら、ちょっと緊張感を持った方がいい。

【 要注意なうんこリスト 】

  1. 黒くてタール状・・・ 胃や食道で出血が疑われることが多い(緊急案件!)
  2. 赤い(血が混じる) ・・・ 肛門、消化管に出血を伴うトラブル
  3. 白っぽい or グレー・・・肝臓やすい臓にトラブルが起こっている可能性
  4. ゼリー状の粘液がついている・・・ 腸内でトラブルが起こっているかも
  5. 緑色・・・異物を食べた可能性 or 胆汁のトラブル
  6. 臭いがきつい、腐敗臭に近い・・・ 腸内環境の乱れ
  7. コロコロに硬い・・・ 水分不足、便秘気味
  8. ドロドロに柔らかい、水っぽい・・・消化不良、腸内トラブル

もちろんこの限りではないので、“明らかにいつもと違う”を見極めることが大事!

5. 愛犬のうんこチェックリスト

ブリストルスケールと要注意うんこリストから、色んな種類のうんこを見てきた。
次に、愛犬さんのうんこを見るポイントを伝授しようと思う!
これを意識するだけで、すぐ異変に気づけるはず。

【 うんこのチェックリスト 】

  1. 【 色 】茶色かどうか
  2. 【 形 】バナナ状かどうか
  3. 【 硬さ 】適度な弾力があるか。跡が軽く残るくらいの水気があるか。
  4. 【 臭い 】強烈な悪臭を放っていないか。
  5. 【 回数 】回数は多いか少ないか。(1日1〜2回が目安)

いかがだろうか?
意外と簡単にチェックできさそうだと思ってもらえたら幸いだ。

6. 健康なうんこを出すための手引き

愛犬の健康は毎日のうんこで作られていると言っても過言ではないことが分かったと思う。
理想のうんこ(バナナ状・適度な水分・臭すぎない)を出すために、今日から試せるポイントを最後に紹介しよう!

【健康なうんこをつくる3つのポイント】

  1. 食事の見直し
    □ 良質なフードを選ぶ → 1kgあたり3,000円以上だと安心
    □ 適度に食物繊維とる → 腸内環境改善には排泄を促さなければならない
    □ 適切な量をあげる。おやつは控える → 食べすぎNG。内臓の休息を意識しながら、適切な給餌量を守ろう。
  2. 水分をしっかりとる
    □ ドライフード中心なら、水を意識的に増やす → 現代のペットは水分不足になりがち
    □ ウェットフードやスープを活用 → そもそも食べ物からの水分摂取
    □ “うんこが硬い”と思ったら水分不足を疑う → 人にも言えるよね
  3. 運動&生活習慣を整える
    □ なるべく毎日運動させる → 食事と運動のバランスは腸の動きを促進
    □ ストレスのケア → 人間と同様。ストレスは腸内環境にもダメージ
    □ スキンシップで満足度を高めてあげる → ストレスのケアにもなる
【こんなときはどうする?】
運動、生活リズム、飲水量等に変化がなく「便秘・下痢・ニオイが強い 」の状態が続くようであれば、食事が合っていない可能性が高いです。食べているフードを変えてあげることで、高確率で改善します。

7. まとめ:うんこと対話して、健康をデザインしよう!

私たちの目は、物の表面しか見ることができない。
だからこそ、うんこは体中を知るための最高のヒントになると断言できる。
だって体内を通り抜けてくるんだから。

「ペットの健康」がやたらと強調される昨今。
飼い主さんも耳にタコができてると思う。
『じゃあ、どうしろって言うんだ?』ってね。

色々な情報が飛び交う時代だけど、一番簡単なのが「毎日のうんこチェック」じゃないだろうか?
うんこを見て、気づいて、行動する。
意思の疎通ができない動物だからこそ、自分たちが観察眼を養う他ないってことだ。
それが、愛犬の健康を守る「最高の習慣」になるはず!
ここまでうんこについて考えることは、この長い人生でもうこの先無いと思う。笑

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